PDFを音声で読み上げるには、Outloud Readerで新しいブックを作って「PDF」を選び、ファイルを開いて聴きたいページを選び、「作成」をタップします。あとは再生を押すだけです。自然な声が本文を読み上げ、読んでいるフレーズが画面でハイライトされます。
手順
- PDFを開く。アプリで新しいブックを作り、「PDF」を選んで、読み上げたいファイルを開きます。
- ページを選ぶ。全部ではなく、たとえば12〜18ページのように範囲を決められます。1回の取り込みには最大50ページまで入り、あとから同じブックにページを足すこともできます。
- 余白を切り取る。ヘッダー、フッター、ページ番号を切り取っておくと、「第3章 12」のような見出しの繰り返しが読み上げに混ざりません。
- 言語と声を選ぶ。PDFと同じ言語か、別の言語(先に翻訳されます)を選び、女性か男性の声を選びます。
- 「作成」をタップして再生。ブックができたら、再生を押します。
こんなPDFに向いている
- レポートや論文、資料。画面で読むには長すぎるものを、移動中に聴けます。
- 授業のレジュメや配布資料。復習用に、必要なページだけを選んで聴けます。
- 外国語の文書。日本語を選べば、翻訳したものを聴けます。内容をざっとつかみたいときに便利です。
- 長い契約書や説明書。読む前に、耳で全体の流れを把握できます。
聴き方を調整する
再生中は、速さを0.5倍から1.25倍まで変えられます。大事な一文は最大5回まで繰り返せます。内容を覚えたいときは、テキストを隠して耳だけで聴き、確かめたいときに長押しで文字を見る、という使い方もできます。
画面を消しても、ロック画面からの操作でも再生は続きます。作り終えた音声はアプリのライブラリに保存されるので、電波のない場所でも聴けて、もう一度再生してもページは消費されません。
使い方の例
長い論文を帰り道に
20ページの論文が届いたものの、画面で読む気力がない。そんなときは、PDFを開いて主要な章を選び、雑誌のヘッダーを切り取って、帰りの電車で聴きます。ブックはライブラリに残るので、別の読み上げ用の準備は要りません。
レジュメの必要な単元だけ
50ページのレジュメのうち、試験に出るのは3つの単元だけ、ということもあります。ファイル全体ではなく、範囲を分けて、単元ごとに別のブックを作りましょう。復習するときに、聴きたい単元をすぐ呼び出せます。
英語の資料をざっと知りたいとき
英語の資料が届いたものの、じっくり読む時間がない。日本語を選んでブックを作れば、先に翻訳されてから読み上げられます。じっくり読む代わりにはなりませんが、移動の間に全体像をつかむには十分役に立ちます。
うまくいかないとき
- 同じ見出しが何度も読まれる。ヘッダーやフッターが入っている可能性があります。余白を切り取って、ブックを作り直してください。
- 声が速すぎる、遅すぎる。プレーヤーで速さを変えれば済み、作り直す必要はありません。
- 入れ忘れたページがある。できあがったブックに「ページを追加」で足せます。
- 作成に失敗した。通信状況を確かめてください。作成中だけ、インターネットが必要です。
正直な限界
- ブックの作成にはインターネットが必要。文字の認識、翻訳、音声化がオンラインで行われるためです。再生はオフラインでできます。
- 1ページの長さには上限がある。PDFの1ページは最大5,000文字までです。文字がぎっしり詰まったページは、複数ページ分として数えられることがあります。
- 表や図は読めない。アプリが読むのは文字です。グラフや写真を言葉で説明するわけではありません。
- MP3として書き出せない。音声はアプリの中で聴くものです。
- 本を売るアプリではない。あなたが持っているPDFを音声にするだけです。
お金について
ダウンロードは無料で、最初のいくつかのページも無料です。そのあとはページのパックかPremiumで、料金はアプリ内に表示されます。広告はなく、登録も不要です。
手順の詳細はPDFを音声にするガイドに、通勤や散歩の聴き方は移動中に聴くページにまとめています。